Programプログラム
プレミアムコンサート
- カテゴリー: 音楽

静岡市歴史博物館の館内音楽を手掛けた方々が「戦国時代末期の道と石垣の遺構」展示スペースで、この日限りの特別コンサートを開催します。
日程 | 2023年1月13日(金) |
時間 | ①14:10~ 出演者:八百谷 啓(やおたに さとる)(篳篥(ひちりき)・メイ)、宮田まゆみ(みやたまゆみ)(笙・〓(う)) 演奏曲目:雙調調子(そうじょう ちょうし)、酒胡子(しゅこうし)、蒼海波Ⅰ(そうかいは Ⅰ)ほか ②16:00~ 出演者:遼安流 宗家 遼安(りょうあん)(前田遺跡出土復元琴) 演奏曲目:「波紋」「はるかなる旅路」二曲と琴のお話 |
会場 | 静岡市歴史博物館 1F 「戦国時代末期の道と石垣の遺構」展示スペース |
備考 | 参加費無料/予約不要(先着順) |
出演者

宮田まゆみ
国立音楽大学卒業後、雅楽を学ぶ。古典雅楽に加えジョン・ケージ、武満徹、細川俊夫など現代作品の初演を初め、小澤征爾、C.デュトワらの指揮のもと国内外のトップオーケストラと共演。H.ラッヘンマンのオペラ『マッチ売りの少女』への出演、各国でのリサイタルや音楽祭への出演など幅広く活躍している。芸術選奨文部科学大臣賞、中島健蔵音楽賞、国際交流基金賞など受賞。2018年秋紫綬褒章。伶楽舎音楽監督。国立音楽大学招聘教授。

八百谷啓
1948年東京生まれ。宮内庁楽部元楽長 東儀 博氏に篳篥を師事。国立劇場等での雅楽・声明公演において、古典雅楽、新作初演に多数参加。他にも雅楽器を使った現代音楽作品の演奏に数多く携わる。現在、雅楽演奏団体「伶楽舎」に所属し国内外にて演奏を重ねる。また廃絶した雅楽器「大篳篥」を古文献より復元し、研究、演奏も手がける。近年、自坊浄土宗僧侶の立場から、声明、詠唱への雅楽器による附楽や編曲などの実践に励んでいる。

遼安流 宗家 遼安
上弦会主催。古代琴・箏・三絃・地歌奏者。演奏・講演・作詞作曲・指導。古代音楽研究家。音楽考古学研究会会員。大阪音楽大学で箏を専攻(ピアノ、バイオリンも習得)。独自の奏法を編み出し19歳で社中設立。小・中学校音楽教師を経て、高等学校箏部顧問を11年間務める。1964年古代琴(静岡登呂遺跡出土)を知る島根県八束郡八雲村(現:松江市)前田遺跡出土琴復元。奏者の立場から形体のみならず音の復元を研究中